Area: Tolima Altitude: 1800m
 Producer: Raul Duran Varaiety: Castillo Process: Fully Washed ドン・ラウル氏は、70年代にガイタニア地区で主流とされるティピカ種とブルボン種をカトゥーラ種に置き換える活動を始めました。というのも、カトゥーラ種は矮性構造で知られ、高収量が期待できるため、コロンビアのコーヒー生産量を倍増させるという目標に不可欠なものでした。コロンビア全国コーヒー生産者連合会(FNC)の初代改良普及員として、ラウル氏は地元農家を教育し、高度な栽培技術を指導する上で重要な役割を果たしたのでした。 ラウル氏のエル・ポルベニール農園は、COE品評会に入賞を果たすほどの味わいを持ちます。伝統的なウェットミル設備を使用し、発酵槽にはマジョリカという素材のタイルが敷かれています。各バッチのユニークなテロワールを保持する素材としてコーヒーの品質を高めると信じられています。コーヒーの果肉を取り除き、水を使わずに約30時間発酵させた後、きれいな水で2回洗浄.。乾燥工程の初期段階は、太陽と空気を利用しカサ・ヘルダという乾燥台で8〜10日間かけて水分を約20%まで減らし最終段階でグアルディオラ(機械式乾燥機)を使い、35〜40度の温度で約35時間かけて10〜11%の湿度に仕上げています。 マンダリンオレンジやアメリカンチェリーの果実に、ハイビスカスのような鮮やかな赤色のフローラルな香りがエレガント。コロンビアカスティージョの特徴的な厚み、メープルシロップの甘さが全体を包み込んでくれています。ほっとひと時のコーヒーブレイクにどうぞ。

Area: Espirito Santo Altitude: 1000-1200m Producer: Luciano Delpuno Variety: Catucai 785 Process: Pulped Natural ルシアーノ・デルブボ氏はコーヒー栽培に従事する父の背中を長年追いかけてきましたが、結婚を機に相手方の家族から農園を受け継ぐこととなりました。農園の名前は敬意を込めてその花嫁の父の名であるブラガと名付けました。敷地内にある1haのコーヒー畑に日々情熱を注いでいます。 農園を運営するためのコストなども厳しい中、ルシアーノ氏はパルプドナチュラルの加工を行うために機械を導入し、屋根付きの乾燥パティオとアフリカンベッドに設備投資することで、地元や州で開催されるコンテストで入賞を果たすなど高品質なコーヒーを生み出し、結果としてその実を結ぶこととなりました。今では15haの畑を所有しています。 Catucai 785とは80年代にミナスジェライス州でカトゥカイとイカツ 785の自然交配から生まれた品種であり、エスピリトサント地区に最も適した品種と言われています。 グリーンアップルや文旦のように瑞々しく爽やかな風味に加えて、果実の皮の部分のほのかな苦味が感じられ、味わいのキレをもたらしています。ブラジルらしいマカダミアナッツのようなコクとブラウンシュガーのような甘さが味わい全体を支えており、どのシチュエーションでも受け入れる抱擁感も魅力的。心休める一杯。

Area: Chalatenanngo Altitude: 1300-1400m Producer: Ever Díaz Variety: Pacas Process: Honey 無念にも2022年5月25日に37歳の若さにして、闘病生活の末亡くなられてしまったエヴェルディアス氏。彼の家族が農園を引き継ぎ、コーヒー栽培を継続しています。幾度と品評会に入賞を果たすなど味わいは折り紙付き。生産者仲間たちが「エベルさんの味わい」という言葉を使うほどに特徴的な彼の風味はコーヒーの木の生育、乾燥工程に常に気を配り、真摯にコーヒー栽培に取り組んだ彼の情熱の賜物です。 パカマラ種のウォッシュド精製に定評のあるエヴェル氏のコーヒーですが、今回のパカス種にもテイスティングの際に魅惑の味わいを感じることができました。プラムやオレンジといった果実味、赤ワインのような芳醇な味わいが口いっぱいに広がり、蜂蜜の甘みが余韻へと続きます。クリーンで風味豊かな素晴らしいコーヒーです。飲み逃しなく！

Area: Nyamagabe Altitude: 1800-2200m Producer: Buf Coffee Varaiety: Bourbon Process: Fully Washed ルワンダ南部に位置するニャマガベ地区にあるレメラCWS（コーヒーウォッシングステーション）は、2003年Buf Coffeにより設立され、その管理下で3,000以上の小規模農家によって栽培された約800トンのチェリーが持ち込まれ精製されています。ナイル川上流ニュグウェ国立公園の隣接地から得られるミネラルの豊富な土と水で栽培・洗浄をしていることでユニークな味わいを作り出します。 熟れたチェリーのみを手摘みした同じ夜にパルピングされ、重量により3つのグレードに分けられます。次に12-18時間発酵をさせてから24時間水槽に浸けられます。最初は屋根付きの乾燥台で約6時間、その後屋根なし乾燥台で、豆の選別を行い、乾燥台では約2週間（天候次第）乾燥されます。豆が約11%の水分値になったところで、倉庫で保管、キガリにあるドライミルに運ばれ加工され、Qグレーダーによってカッピング評価されます。このようにコーヒー豆は厳重な品質管理により出荷されています。 柑橘類、特にライムのように華やかで瑞々しく、スイートポテトや黄金糖のようにほっくりとする甘やかさが口に広がり、心地良く、春にぴったりな味わい。

COFFEE LONG SEASON お薦め3種類×100gセット 100gから3種類のコーヒーを楽しむことが出来るため、初めてのご注文や一人暮らしの方に向けておすすめのアイテムとなります。備考欄にお好みの味わいや前回飲まれた銘柄などをお伝えいただけるとより良いかと思います。どうぞお楽しみください。 はじめまして。コーヒーロングシーズンの沖田です。情緒漂う西田辺の下町に2022年2月に誕生したコーヒーショップです。40年以上続いた喫茶店の跡地を利用した落ち着きのある店内と開放的な窓がその居心地を引き立たせる。生産地の空気や温度、その情景を思い起こさせるようなコーヒーの味わい、スペシャルティコーヒーの内包するそんなマジックのような味覚体験を大切に日々焙煎しています。

水出しバッグ2個入り ・1個に対して水を500ml注ぎます ・水が色付くまで容器を振ります ・冷蔵庫で約16時間ほど置き完成 ※お好みの濃さでバッグを取り出してください カカオのような深煎りのコーヒーをベースにフルーティーな浅煎りのコーヒーを2種類ブレンドすることでコーヒーらしさと共に芳醇な芳醇なワインのような風味を漂わせます。